日本の三大祭りの一つ「天神祭」も新型コロナウイルスに屈する

日本の三大祭りの一つである「天神祭」が一部中止

世界で猛威を振るっている“新型コロナウイルス”に「天神祭」も屈する。

1000年以上続く日本の三大祭りの一つでもある大阪天満宮の「天神祭」が神事を除く中心行事中止されることが発表されました。
毎年7月の大阪を代表する風物詩で、24日の宵宮、25日の本宮には約130万人もの人が訪れます。

天神祭を主催する、天神祭渡御行事保存協賛会が臨時の委員総会を開いて決定した模様です。

 

2020年の「天神祭」は神事以外の行事が中止に。

天神祭渡御行事保存協賛会によると、中止となる行事は、みこし行列が練り歩く陸渡御(りくとぎょ)、約100隻の船がかねや太鼓を鳴らしながら大川を行き交う船渡御(ふなとぎょ)、約5,000発を打ち上げる奉納花火など本宮の行事です。

神事に関しては神職者のみで、例年通り行うとのことです。

この異例の中止は1000年以上続く歴史の中で、1974年のオイルショック以来で、この時は船渡御と奉納花火が中止。
陸渡御を含めた中止は戦後の1946年以来とのことです。

実は「天神祭」は“疫病退散”を祈る祭りでもあるとのことですので、せめて天神祭の時には疫病が退散していることを祈るばかりです。

 

天神祭とは

大阪天満宮で行われる「天神祭」は日本三大祭り(ほかは京都の祇園祭、東京の神田祭)の一つと江戸時代から呼ばれています。
大阪では生國魂神社の「生玉夏祭」、住吉大社の「住吉祭」と共に大阪三大夏祭りの一つとも言われています。

その歴史は古く、大阪天満宮が鎮座した2年後の天暦5年(951年)6月1日より始まったとされています。
祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日であるとされています。

毎年本宮の7月25日までの約1か月間に亘って様々な行事が行われます。
特に25日の本宮には大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)や、約5,000発の花火が大阪の夜空を彩る奉納花火が執り行われます。