うなぎが食べたい!土用の丑の日はいつ?由来や意味は?
土用の丑の日とは?いつ?
うなぎが食べたくなる夏の暑い時期のイメージがある土用の丑の日ですが、実は年に何回かあるんです。
土用の丑の日ですが各季節にあります。
ちなみに2019年の土用の丑の日はこちらになります。
春⇒4月22日と5月4日
夏⇒7月27日
秋⇒10月31日
冬⇒1月28日
2019年のうなぎが食べたくなる夏の土用の丑の日は7月27日の土曜日ということになります。
土用の丑の日とは?
立春・立夏・立秋・立冬の四立の前の約18日間(19日の場合もある)を土用といいます。
また、その期間に12周期で巡ってくる干支、丑の日にあたるのが土用の丑の日です。
ですので土用の丑の日は“土用”の期間の“丑”の日ということです。
子、丑、寅、卯…と一年ごとに回っている干支はご存知の通り、12周期でまわってり、これは日にちにも当てはめられ同じ12周期で回っています。
四立の前の約18日間(19日の場合もある)の土用の期間に丑の日が2度巡ってくることもありますので土用の丑の日が2度あることもあります。
何故うなぎを食べる?
暑ーい夏の日にはうなぎが1番!
土用の丑の日にはうなぎを食べたくて鰻屋さんに並んだり、最近ではスーパーやコンビニでも大変盛り上がっていますよね。
では夏の土用の丑の日に何故うなぎを食べるようになったのでしょうか?
諸説はあるようですが、讃岐国出身の平賀源内が大きく関わっているとの説が有力です。
もともと冬場が旬のうなぎですので、夏場には味が良くなく売れないことを平賀源内に相談した鰻屋に、店先に“本日丑の日”と張り紙をすることをアドバイスしたところ鰻屋は大繁盛したといわれています。
それをまねした鰻屋が増えることにより『夏の土用の丑の日』にうなぎを食べる習慣が広まった模様です。
また、もともと「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習もあったようで、『う』から始まるうなぎが丁度よかったようですね。
実際に鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれていますので、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待できるとされています。
思わず勿体ない!って思った養殖うなぎ3,000匹が火事で焼ける
最近では二ホンウナギなどが絶滅危惧種に指定されており価格も“うなぎ上り”のうなぎですが、先日思わず勿体ないニュースがありました。
神戸市西区のウナギ養殖会社「神戸養鰻」で養殖施設で火事があり、土用の丑の日に向けて出荷予定だった10,000匹のうち3,000匹が死んだというもの。
残った7,000匹の水槽にも灰などが入っており出荷せずに処分することに。
ちなみにこちらは二ホンウナギより安価で提供できる、東南アジアに生息する「ビカーラ種」を「神戸うなぎ」として養殖していたうなぎとのこと。
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