今年は各地で開催ピンチ夏の定番の花火大会が開催できない理由とは
全国各地で花火大会の開催ができないピンチに。その理由とは
まもなく令和元年最初の夏がやって来ます。
日本の夜空を彩る夏の定番と言えば各地で開催される花火大会です。
しかしこの花火大会が各地で開催の危機を迎えているのをご存知でしょうか?
今年の花火大会は全国で約20か所ですでに開催見送りや中止が決まっています。
ではその開催ができない理由とは。
花火大会が開催できない理由
すでに全国で20か所以上の花火大会が中止に追い込まれている理由としては
・財政難
・観覧客の安全確保
が挙げられています。
毎年10万人以上の観覧客が訪れる神奈川県逗子海岸の花火大会も今年は財政難を理由に開催が危ぶまれています。
例年5月末から6月初旬の開催ですが、今年は9月まで延期。
資金集めに奔走しています。
これには、今年から来年にかけ国内ではビックイベントが続くことも影響している模様です。
2019年は「ラグビーワールドカップ2019」、2020年は「東京オリンピック・パラリンピック」が開催され、警備員が人手不足に影響で確保できないとのこともあります。
また警備員の不足に伴い、警備費用の高騰というダブルパンチに見舞われる事態となっています
神奈川県逗子市の花火大会の開催者は1000万以上の費用が足りていないと言い、開催するには費用を工面するしかなく、現在募金を募っている。
花火大会中止のピンチを回避するには
では毎年恒例の花火大会の中止のピンチを回避するにはどうすればよいのでしょうか?
日本煙火協会は、
「観覧者のマナー遵守や、新しい方法での資金集めが重要」
とコメントを出しています。
観覧する側の我々も例えば回収に費用がかかるゴミを出さないなど、気を付けることはあるかもしれません。
過去に財政難で開催を終了した大阪府泉佐野市の花火大会は、「ふるさと納税」を利用して財源を確保して24年ぶりに開催にこぎつけ、昨年は過去最高の来場者5万人を記録したという経緯もあります。
花火大会の開催ができないというピンチを回避するには、主催者や自治体、地元企業や有志などの協力が必要なようです。
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